ポピュリズム、テロリズム、デモクラシー

近代国家てのは民主的とされる手続きによって定められた法によって治められる国家って事だ。
しかしこれが完全じゃないことは様々な事例で明らかである。
例えば「人権」を守るための有効な選択肢には違法な手段も多く含まれる。為政者側に都合のいい法律で固められた社会制度を乗り越えなければ目的に達せない時、違法な手段を選ばなくてはならないことがある。事は緊急なのだ。

法が神のごとく人の上にあるわけではないことを改めて思い直せば、欺瞞はよく見えてくる。
不完全な法により右往左往させておいて、権力はちゃっかり利益を得る。



民主的手続きとして選挙があるなら、もっと徹底してそれを使うべきだ。裁判官や検察官をはじめ、行政官は公選制にすべき。
これをやると、阿久根市のように権力が対立して大混乱、ヒトが決めていくことの不完全さが明らかになり民主主義の欠陥が露呈する。