2013-01-01から1年間の記事一覧

 アラブの思い出

もう30年前になってしまった。 仕事でサウジアラビアとイエメンに1ヶ月ほどいたことがある。 ジェッダという紅海側の大きな商業都市を中心に幾つかの都市を回ったことがある。 「イスラムとアラブと砂漠」という想像しがたい異空間である。出国前にアラブの…

小泉進次郎の米軍擁護発言

「多くの人の受け止めは、またかということ。ただ、事故のヘリは東日本大震災で捜索救難活動の実績もあるトモダチ作戦の大きな功労者だ」とも強調、事故で犠牲になった隊員に哀悼の意を表し、墜落のみを大騒ぎする一部メディアを牽制した。 8月10日ウェブで…

読売の軽いノリ__参戦の布石

読売新聞の集団的自衛権に対する姿勢がよく解る記事である。「東アジアの安全保障情勢は急速に悪化している。」と危機感を煽る一言を加えて集団的自衛権行使が可能な状況を実現しようと詭弁を弄しているのである。 読売新聞 - 2013年08月09日 01:31 小松法制…

隣人の政治

多くの有権者は選挙を主体的に捉えていない。テレビのニュースショーなどで「争点なし」「盛り上がらない」「与党大勝」というコメントを何度も聞いて、そんなものかと選挙に興味を失う。 そもそも、普段から政治に関心がない。歴史や社会学は自分に無関係…

エジプトで起きているどこかで見た光景

カイロにいる朝日新聞中東アフリカ総局長 の川上泰徳氏は、6月30日にカイロのタハリール広場で始まった反政権勢力による大規模なデモは平和的であった伝えている。シュプレヒコールは「イハイル!」(出て行け)や「ヤスクト!ヤスクト!」(倒せ倒せ)と…

「身体を売る」と考えるのは勘違いである。

内田樹氏のブログより「セックスワークについて」を読んだ。 その中で一番気に入らない一節は「見ず知らずの人間の性器を体内に迎え入れるのも、身体的には不快な経験のはずである。」という決めつけである。 彼は、「身体的には不快な経験」を換金すること…

子どもの発達成長と性的情報について

「善良な性的道義にふりまわされる人々」 この秋、大英博物館では「日本の春画−江戸美術における性とユーモア」と題した春画展が開催される。5月19日の東京新聞朝刊一面にこの美術展の国内巡回展開催が難航している事情が載っている。 http://www.tokyo-np.c…