取り調べの可視化

最高検警察庁が試行している、取り調べにおける一部録画はとんでもなく危険である。
一部録画とは演出編集可能と言うことになる。
演出とは事前に打ち合わせた上で撮影することであり、編集とは撮影されたものの一部を利用することである。
しかも、メディアにデジタル信号で記録されたデータは割と簡単に変えられるものだ。素人がモニターするだけでは見抜けるものではない。
証拠として採用するならば、それが一次データであることを証明できる方法を採用しないと、捜査機関に都合の良い内容に改変される危険性をぬぐえない。

つまり、日弁連が主張しているような全面可視化であっても捏造はあり得ると言うことだ。
画像処理の専門家の意見を十分取り入れた上で議論してもらいたい。